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見かたの角度を変えたり広げたりすることで、実は身近なところにワクワクするような表現が潜んでいる。 コスチュームアーティストひびのこづえが創り出す「服」はそんなことを教えてくれる。 例えば、8人で着る服、全身をすっぽりと被う服、「身につける」ということの可能性をどこまでも開いていくような独創的な作品は、目に飛び込んできて記憶のどこかに刻まれてしまうようだ。 さらに近年では、ひびのこづえは「服」から「空間」へと、より大きく人を包みこむ作品へと創作の場を広げている。 本展では、ひびのこづえがこれまで手がけてきた服や帽子、バックなど約150点を紹介する。 |
関連イベント |
パフォーマンス |
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ワークショップ 「帽子づくり」 |
ひびのさんと一緒にむぎわら帽子にさまざまなハギレをぬいつけてオリジナルの帽子を作ります。完成した帽子をかぶって森の散歩も楽しみます。
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作家紹介 |
ひびのこづえ Hibino Kodue |
1958年 | 静岡県生まれ |
1982年 | 東京芸術大学美術学部デザイン学科視覚伝達デザイン科卒業 |
コスチュームアーティストとして、広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビ、出版、商品開発など、幅広い分野で活躍し高い評価と共感を得ている。 1997年に作家名を内藤こづえより改めた。 現在、NHK教育番組「にほんごであそぼ」「からだであそぼ」のセット衣裳を担当。 他、2005年5月には中村勘三郎襲名公演での衣裳と祝い幕を、3月には愛・地球博開会式の子ども衣裳や「クリエイティブジャパン」パフォーマンス衣裳を手がけた。 http://www.haction.co.jp/kodue/ |
主 催 | ひびのこづえ展実行委員会、(財)金津創作の森財団 |
共 催 | あわら市、あわら市教育委員会、福井新聞社 |