「森の作家展」は、金津創作の森入居作家の創作活動を紹介する展覧会です。10回目の節目となる今回は、「Reflection(リフレクション)」をテーマに、入居作家6人が、地域、人、森とのつながり、その意味や在り方を見つめ直し、人との交流や新たな出会いの契機になればと考えます。これまでの創作活動において刺激を受け共鳴し合った作家たちが集まり、新たな表現方法による創意工夫に満ちた新作を、光や影、音、空気の動き、生命の気配など、森に存在する要素を取り入れ、それらが一体となった空間構成の中で紹介します。森の多様性を取り入れ、自分の中にある多様性を、作品制作というカタチでこの森から表現します。
東京都世田谷区出身
クラシック、ジャズ、民俗音楽などを包括する革新的な理論を提唱した故ジョージ・ラッセル氏の最後の弟子としてリディアン・クロマティック理論の正式公認講師資格を得る。米国東海岸を中心に作曲活動を展開。ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー・インスティテュート(米・ケンブリッジ市)、ジャズコンポーザーズ・アライアンス(米・ボストン市)、タフツ大学シンフォニー・オーケストラ(米・メドフォード市)、コミュニティー・ミュージックスクール・オブ・スプリングフィールド(米・スプリングフィールド市)等からの委嘱作品を精力的に手掛けるとともに、多岐にわたるジャンルのアーティストとのコラボレーションを美術館、教会、画廊、寺院で独自の世界を展開する。2020年12月には、金沢市民芸術村で開催されたダンスパフォーマンス「森が見ているアユの旅」の音楽の編曲を手掛ける。
収蔵
現在、制作活動を行う一方で、福井市自然史博物館の講師やサークルなどの教室指導を務めている。
いけばな草月流が越前陶芸村に持つ「草月陶房」所属の2人のクリエータ―岸本光越・飯田憲裕により、2018年頃より活動を開始。2020年2月、ユニット名を「Creative Unit SALULAS」とする。いけばな・陶芸の枠にとらわれず、展覧会の会場構成や多様なイベント、ワークショップ、映画上映会などの企画運営を手掛ける。
制作過程や作品の見どころについて詳しく解説を行います。
「イマジネーションは現実を超えるためにある」とは、気功家 清水義久氏の言った私の好きな言葉です。現実を超えるには想像の力を借りて、その海に潜る…その海水の一滴一滴には、雨水が様々な地層を通って気の遠くなるような長い旅の間に過ごした幾多の記憶を宿していると言います。人間の身体の中にある水も、そんな記憶を宿して新たなものも刻んでいるはず。そんな一滴の水の持つ記憶の一部分を私というフィルターを通して音符にしてみました。
最新作・近作を展示・販売します。