会期 11月26日(土)~12月11日(日)※月曜休館
時間 10:00~17:00(最終入場16:30)
会場 美術館 アートコア ミュージアム-2
料金 入場無料
備考 表彰式は、新型コロナウイルスの感染防止を最優先に考慮し、開催いたしません。
主催 (公財)金津創作の森財団、FBC
後援 あわら市、あわら市教育委員会、福井新聞社
協賛 (株)同志舎、ホルベイン画材(株)
協力 (株)井ザワ画房
※諸事情により内容・日程等に変更が生じる場合があります。予めご了承ください。当ページ、各SNSも合わせてご覧ください。
●概要 キャンバスサイズ「22.7×15.8cm」。この限られたスペースの中で、凝縮された美と創造を競う展覧会(公募展)。全国から個性的で創造性あふれる絵画 352点の応募があり、審査の結果、大賞には、冨美七朗氏(東京都)作品名:怒る、準大賞には、垣見 真由美氏(滋賀県)作品名:言えなかった「ありがとう」が選ばれました。
●審査委員(50音順・敬称略・役職2022年6月現在)
川島洋一 福井工業大学環境情報学部デザイン学科主任教授
塩出周子 日本画家(創画会会友)
清水正男 全国公募美術団体一陽会委員
湊 七雄 美術家・福井大学教育学部教授
●入賞15点・入選85点
大賞:怒る (冨美 七朗/東京都)
【審査委員講評】
その目が見つめるものは何か。深みある色彩や自由に展開する形が複雑に交錯し、作者の生き様や積年の想いを感じさせる。造形的魅力に溢れた本作に与えられたタイトルは「怒る」。ここは森の奥なのか、海の底なのか、あるいは幻想の世界なのか。鑑賞者の想像力が加わることで成立する作品だといえるだろう。神秘的な本作を支えるマチエールと技法にも注目したい。陶芸に用いられる釉薬のようにも見える独特な質感や作者の実直な技法研究の成果が結実している。
準大賞:言えなかった「ありがとう」(垣見 真由美/滋賀県)
【審査委員講評】
美しくやわらかな色彩で描かれた二つの手の重なり。どのような人生のドラマが隠されているのだろう。シンプルながら力強い画面構成や大らかな色彩により、作品の中に収まらない想いまでもが表現されている。あいまいな輪郭と色あい。遠い記憶をただるような筆致。日本画の素材の可能性を捉え直し、広く包み込むような世界観を成立させた。作者の制作によせるまっすぐな姿勢や適度な脱力が、鑑賞者の心の緊張を優しくとぎほぐしてくれるようだ。
優秀賞:予感(吉田正俊/新潟県)
優秀賞:瞳(西田 敬子/大阪府)
優秀賞:たゆたう(栗田 成巳/茨城県)
優秀賞:視線(岡﨑 夏海/東京都)
優秀賞:春との会話(宮本 美紗季/福井県)
●賞
●募集要項