彫刻家・はしもとみお(1980年、兵庫県生まれ)のつくる生きものたちは、ぬくもりや息づかいまで感じられるほど、生きものたちそれぞれの日々の暮らしや思い出をも内包された生命の愛おしさが宿っています。本展では、”音”をキーワードに、生きものたちが刻む音のリズムやハーモニーを交えながら、これまでの彫刻作品をはじめ、作品が完成するまでに丹念に観察した生きもののスケッチなど、制作の原点が見える資料を展示し、見ることだけにはとどまらない、目と耳を開くことから広がる空間をつくり出します。 はしもとみおがつむぐ、愛くるしい生きものたちの世界をたっぷりとお楽しみください。
三重県北部の古い倉庫にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿形を木彫りにする、肖像彫刻家。各地の美術館で、木彫りの動物たちに間近で触れ合える展覧会を開催するほか、動物たちの肖像制作、フィギュアやオブジェの原型制作や動物たちのイラスト等も手掛ける。
木を彫る音に合わせて音楽を奏でる ― いきものたちを愛する人たちへ。
大型連休に合わせ、下記の期間中、特別に開館時間を朝9:00に繰り上げます。ご家族連れで気軽に美術館へお越しください。
はしもとみおさんの彫刻作品に親しむためのシートを希望する方に配布します。シートを持って生きものたちの世界を散策してみませんか?
散策シートを使って、美術館スタッフと一緒に展覧会をめぐります。
福井ゆかりの木工作家たちが集まり、自身の作品を販売するマーケットを開催します。