国内外を飛び回り、現地に生息する昆虫を長年撮影し続けている、世界的な昆虫写真家・海野和男による、金津創作の森美術館初の昆虫の写真展を開催します。本展では、約100万種を超える昆虫の世界から、馴染み深いカブトやクワガタ、国内外の美しい蝶、さらには普段目にすることのない珍しい昆虫まで、約175点の写真作品を展示し、まるで虫の世界に迷い込んだかのような空間を繰り広げます。また、森の敷地を生かした昆虫スタンプラリーを開催し、昆虫の魅力を存分に味わいながら、自然の奥深さに触れ、昆虫の小さな世界を全身でお楽しみください。
1947年東京生まれ、小学生時代より昆虫と写真に興味を持ち、東京農工大学で昆虫行動学を学んだあと、フリーの昆虫写真家として活躍。主なフィールドは長野県小諸市。また海外取材を長年行い、熱帯雨林の昆虫、特に擬態をライフワークとしている。多数の著作があり、生き物写真リトルリーグ実行委員長も務める。
夏休みの土・日・祝日は、特別に開館時間を朝9:00に繰り上げます。ご家族連れでお気軽に美術館へお越しください。
海野和男氏から、昆虫やその写真についてお話しいただきます。
創作の森の中に4か所、スタンプラリーを設置します。すべて集めると、海野和男氏の昆虫写真を使った本展特製グッズをプレゼント! どんな昆虫が当たるかはお楽しみ。
“カブクワ博士” 伊藤勝幸氏が所蔵している、貴重な世界のカブト・クワガタの標本を、期間限定で展示します。
創作の森で、昆虫をライトトラップで誘い込み、森に生息する昆虫を観察します。福井市自然史博物館の学芸員 梅村信哉氏をお招きし、専門的な視点から楽しくお話しいただきます。
※雨天の場合、ライトアップでの観察が中止となるため、プログラムを変更させていただきます。ご了承ください。